歯磨き以外で気を付けるべきこと

歯ぎしりをケアする
寝ている間に歯ぎしりをしてしまう、という方は案外多くいらっしゃいます。
大抵はストレスなどで普段肩に力が入りやすい方が、寝ている間も力が抜けきらずに歯をかみしめてしまうことが多いのです。
こうした歯ぎしりは、段々と歯に亀裂が入るほどにまでなり、そうした亀裂の溝は、着色や虫歯の原因にもなります。歯と歯のかみ合わせの部分も削れてくるので、知覚過敏の原因にもなります。
歯科医院で定期検診を受ければ、寝ている間に歯ぎしりがあるかどうかも分かりますので、適切な処置をアドバイスしてくれることもあります。
こうした歯ぎしりに対する処置で一般的な方法は、ナイトガードといって、寝ている間にマウスピースをつけることです。透明で薄型のマウスピースなので、寝ている間もそれほど気にならないと思います。
こうしたことをケアすることも、口腔内の健康を保つことになるので、意識してみて下さい。
間食を減らし、口腔内を清潔に保つ
口腔内を健康に保つためには、お口の中は常に綺麗な状態であることが理想です。
しかし、いくら清潔に保とうとしても、食事の回数が増えれば増えるほど食べかすは増えます。そしてその度に歯磨きをすれば、その分唾液を洗い流すことになりますので、口腔内は中性の状態に保ちづらくなるといえます。
出来れば朝昼晩の食事だけで済ますのが理想ですが、間食を全くしないというのも中々つらいものです。ですのでせめて間食は一日一回に減らし、空腹時はお水やお茶などで口腔内を潤して清潔に保つように心がけてみてはいかがでしょうか。
そして3度の食事はしっかりとよく噛んで味わうようにすれば、唾液の分泌量も増える為、消化吸収も良くなりますし、食べすぎを防ぐことも出来る為ダイエットにもなり、一石三鳥くらいの効果があるといえます。